学校の長所と短所
資格を取得しようと考えたり、何か新しい知識を身に付けようと考えた場合、大きく分けて3つの選択肢があります。
1)資格系の学校に通う
2)通信教育で勉強する
3)本などを買ってきて独学で勉強する
この中で3)の独学は、自分の知らない新しい分野の勉強や、専門的な知識の勉強をするには非常に難しいので、1)学校に通う、2)通信教育で勉強する、のどちらかを選択するのが一般的で賢明な選択といえます。
では、学校か通信教育か考えた場合、どちらがいいのでしょうか。
結論から言うと、どちらにも長所・短所があり、人によっての向き不向きもあるため、一概にどちらがいいとは言い切れません。自分にあったほうを考えて選択することが重要になってきます。
管理人『しん』は学校と通信教育両方経験していますので、一般的に言われていることのほかにも、実際にやってみて感じたことも含めて学校と、通信教育について考えてみようと思います。
『資格の学校』
DAI−XやTACなどに代表される資格の学校。通学というスタイルをとります。
<学校の長所>
★資格の学校の一番の長所は長所内容が理解しやすいこと。これは、実際に学校に行ってみて感じました。特に専門的な分野などの場合、文章を読むだけで理解することは難しい場合が多くあります。それを、考え方や例示を交えて分かりやすく講義してくれる効果は絶大です。
★資格学校は時間割が決められていて学習スケジュールがハッキリしているので、勉強のペースメーカーになる。授業があれば勉強しなければいけないので意志が弱い人にもオススメ。
<学校の短所>
★資格学校の多くは、かかる費用が高い。これは通信教育とは比較にならないくらい高いです。また、模試だ、○○対策ゼミだ、△△問題演習講座だとオプションにもまたお金がかかります。
そういったもののパック講座をとれば安くなりますが、それでも結構な額になります。
★資格学校には時間割があるので、スケジュールに融通が利かない。時間割があることが長所でもあり短所でもあります。特に残業の多い人やシフト制などで時間や休日が不安定な人には致命的といえます。
また、しばらく休んでしまったり、授業のペースについていけなかったりすると、取り戻すのが難しくなります。
ビデオでの補習や別校舎への振替制度などをとっているところもあります。
★授業に行くだけで勉強した気になって満足してしまう。学校に行って授業を受けたとしても復習や過去問題集をやるなどの必要はあります。しかし、授業を受けるだけで満足してしまう人も結構多いんですね。試験直前の模試などで『あ、全然覚えてない・・・』という人にならないように、ある程度の勉強は必要です。
★資格学校はなんといっても場所が限定されます。近くに(通える範囲に)その学校が無い場合、それだけで学校に通学するという選択は不可能になってしまいます。
★時間が長い。資格学校の授業は1コマ2〜3時間くらいはザラです。土日に受けようとすると2コマいっぺんに受けたりするので、一日がけになる場合もあります。仕事の後に学校に行って2〜3時間勉強するのは、予想以上に大変です。
<まとめ>
学校に通学するためにはお金の問題、時間の問題、場所の問題などのハードルもあり、学校に通学できる環境にあるだけでも、既に恵まれているといえるのかもしれません。
しかし、何度も言うようですが、授業を実際に受けることによる理解のしやすさは絶大です。
この部分に関しては、独学はもちろん、通信教育と比較しても圧倒的にアドバンテージを持っているのではないかと感じます。
ただ、あくまで学校のペースにこちらが合わせるしかないので、仕事が忙しくなってそれっきり来なくなた人、ついていけなくなって来なくなってしまった人なども実際に目にしました。
1)〜3)の勉強法の中で合格する確率は1番高いと思います。
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