資格は万能ではない
転職やキャリアアップを考える際、勉強して資格を取得することが有効な手段であることは間違いないと思います。では、資格さえ取得すれば、それだけで全てうまくいくのかといえば、そんな単純なものじゃないということになります。
資格はそれぞれに資格としての特性と分野をもっています。
そして、資格とは、その限られた分野で力を発揮するものなのです。
ちょっと極端な例ですが、調理師免許を持っていても、IT関係の仕事に就こうと思ったら役に立ちません。
また、独立する気もなく、会社でキャリアアップを目指すという人が行政書士という資格の選択をしたのでは、あまり有効とはいえないかもしれません。
上の例で、調理師免許の場合は資格の分野の違いによる問題。行政書士の場合は、行政書士という資格の持つ特性によるものです。(ちなみに行政書士とは法律系の資格で会社内でも総務などに生かせるといわれているが、基本的には独立開業に向く資格)
つまり、資格の特性や分野をきちんと把握した上で、どの資格を取得するかを判断しなければいけません。
一番陥りやすいのが『まず、資格ありき』というパターン
『なにか、資格でも取って・・・・』という言葉に代表される、まず資格があって(取って)それから仕事を考える。といったことはあまり良い方法とはいえません。
でも、実際にはよく見かけますよね。あなたや、周りの人も使ってません?
『なにか資格でも取ろうかな〜』
心当たりがある人もいると思います。
別に漠然と考えているときはそれでも構いません。
(勉強頑張ろうと考えているだけで素晴らしいです)
ただ、資格の勉強を始める時には『なぜその資格を取るのか』をその資格の特性と分野を良く理解したうえで、自分の中ではっきりさせて臨んでほしいと思います。
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