職務経歴書の書き方
就職・転職ともに、履歴書と職務経歴書という2つの書類は非常に重要なポイントになります。
書類選考で落とされて面接にも進めないということも当たり前のようにおこります。
多くの人事担当者は採用には実際の面接や試験等を重視すると回答しています。
しかし、まずはこの書類選考の部分をクリアしなければなりません。
それでは、成功する履歴書や職務経歴書というのはどのようなものなのか考えて見ましょう。
ここでは、職務経歴書についてです。
職務経歴書というと、よく単なる職務の羅列を書いているだけの人を見かけますが、それではアピールにはつながりません。
職務経歴書とはただの経歴書なのではなくあなたを売り込むためのカタログです。
職務経歴書には大きく分けて2つの形式があります。
1)時系列方式・・・・『☆年□月○○に配属』『△年□月に○○を達成。』というように項目を時系列に並べていくやり方。若い人などに向く。
2)キャリア方式・・・担当した業務内容、表彰など時系列に関係なくピックアップしまとめるやり方。キャリアの長い人などに向く。
職務経歴書を書き出す前に、まず職務の棚卸をしましょう。
・前にいた会社について(特徴など)
・役職(部下がいたらその数も)
・職務内容(一般事務のように抽象的なものではなく具体的になにをやっていたか)
・自分は何に重点を置いてその仕事に取り組んできたか
・失敗経験と成功経験
・退職理由(提出用の理由ではなく本当の理由)
などを書き出してみましょう。
実際に職務経歴書を書く時のポイントは
☆きちんと要領よくまとめスッキリとまとめる。
ダラダラと長いだけの職務経歴書はかえって逆効果です。目安としてはA4の用紙で2枚くらいにまとめましょう。
☆具体的に書く
職務経歴書はあなたのカタログですと書きました。エアコンのカタログを見て、ただ漠然と『良く冷えます(暖まります)』とか『省エネです』と言われても伝わってきませんよね。だからそういうカタログには『年間○万円もお得(当社比)』なんていう風に書いてあるんですね。
職務経歴書も一緒です。ただ『一生懸命取り組みました』というようなことを書いても伝わりません。
具体的で客観的に分かるように表現して書きましょう。
数字を交え、『達成した』『向上させた』『改善した』『削減した』『成功した』などの前向きな言葉を使って力強く表現しましょう。
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