なぜ資格取得するか考える
資格は万能ではないでお話したとおり、資格は目的も無くただ取れば良いというものではなく、漠然と『何か資格でも取って・・・』という資格へのアプローチはオススメできません。
では、実際に資格取得を考える時、どのようにすればよいのでしょうか。
まずハッキリさせておきたいのが、
『資格はあくまで手段でありツール』
だということ。
だけど実際には資格取得がゴールになっている人が多いんです。
当サイトのコンテンツは資格の話をする前にキャリアの形成というコンテンツをもってきています
これにはちゃんとした理由があって、まずここで、キャリアについて考え、自己理解を進めて『何をしたいのか』『自分には何が足りないのか』などをしっかり考えてほしいのです。
そして、その『やりたいこと』や『就きたい仕事』に必要であったり、役に立つ資格や知識だから勉強するというのがあるべき姿です。
だから、『まず、資格ありき』ではダメですと言っているんですね。
例えば、管理人『しん』はずいぶん前に『日商簿記3級』を取得しました。
この資格自体は、取り立てて言うような資格ではなく、取得したからといって就職に有利になったりするようなものでもありません。(就職などに活かそうと思ったら2級以上でないとほとんど意味ありません)
ではなぜ『しん』はこの資格を取ったのか
『しん』は株式投資をしています。
投資対象の企業の業績などは簿記を使った財務諸表として公表されます。
そういったものを見たり検討したりするのに最低限の簿記の基礎知識は勉強しておいた方が良いだろう。
これが、『しん』が日商簿記3級を取得した理由です。『しん』は経理を職業にしたかったわけではないので2級や1級は必要ありませんでした。
自分の目的がハッキリしていれば、おのずと取得するべき資格、勉強して身に付けるべき知識もハッキリしてきます。
だからいきなり何の資格を取ろうかではなく、まず、自分のキャリア形成について良く考えて、目的をハッキリさせてから取り組むようにしてください。
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